不登校〜苦しみを乗り越えて羽ばたいてほしい

まさかうちの子がどの親も思う我が子の不登校。進学校に入った息子が高校1年の秋から不登校になりました。1年半の自宅生活を経て通信制高校をこの春卒業。卒業までのこと今のことを綴っていきます。

自己肯定感を上げられなかった子育て


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こんにちは、みほこママです。

 

息子が不登校になっていろいろな本を読んだり

ネットで検索をしていく中で気づいたのが

自己肯定感の高い子育てができなかったのではないかということです。

 

 

 

自己肯定感

小学5年の時の作文 

息子が不登校になって小学5年生の時の作文を思い出しました。その時のテーマは自分についてだったのか休み中の事だったのかは忘れてしまいしたが、作文に書いていたのは最後には自分は失敗をし,やらかして旅行が台無しになるというものでした。

 

 旅行の時の話

どういう話かというと、その数年前に家族旅行に行ったときにホテルのベットにコーラをこぼしてしまい父親に怒られたこと、当時できたばかりのスカイツリーに行った時にまだスマホは普及していなかったのでデジカメで写真を撮ろうとしたら、車で遊んでいて忘れてしまいスカイツリーで写真が撮れなかったこと。この時もかなり父親に怒られました。楽しい思い出ではなくて、そんなことを作文にしていたのです。要するに失敗して怒られた思い出ばかりです。

 

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今、思えば楽しい思い出作りの旅行もそうした思い出の方が強いって。旅行なんて行かないほうがいいですよね。

 

 自己肯定感と承認欲求

自己肯定感とは、少しづつ達成感や成功体験の積み重ねも一部含まれていると思うのです。承認欲求との結びつきもあるのではないかと思います。結果ではなく過程を認めるのが大事だと言いますが、私の場合結果は褒めても、その間の過程までは褒めていなかったかもしれません。

 

例えばスイミングでバタフライができるようになったとき、バタフライができて凄いとほめるけど経過については触れていない。高校受験の時やテスト勉強で結果をほめても経過をほめていない。

 

結果

そんな風に育った息子は自己肯定感が低くなってしまったのではないか。

今は、高校に通えなくなって転校したダメ人間というレッテルを自分自身につけています。

自己肯定感が低く承認欲求が満たされなかった子育て。

時折、生きてる意味ないとさえ言うことがあります。

これには、不登校の母歴、約3年ですので、華麗にスルーするときもあれば、そうかなーって言ってみたり、お母さんより後にお願いします。そうなったらお母さんも追いかけるからと冗談ぽく言ったりしています。

 

言われるたびに私自身も辛い気持ちになります。でも、気持ちは連鎖するので私が暗い気持ちでいると更に息子も負の方向に行ってしまうと思います。なので平常心です。悩まない。休み始めたばかりのお子さんをお持ちの方はまだまだ辛い時期だと思います。私自身も3年という月日で少しづつ前向きのなれてきました。

 

まとめ

もしも同じように自己肯定感の低い子に育ててしまったという方、終わったことはしょうがないのです。不登校になったのはしょうがない。必要な時間なのです。振り返るよりも前をむきましょう。これから今からの接し方が大事。息子には申し訳ないけれど、息子が不登校になって気付けたことに感謝をして、これからは息子の肯定感が上がってポジティブに活動できるようにしていくしかない。

 

そのために大事なことは否定をせずに話を聞くということだと思っています。不登校の子供、親みんな辛いです。でも、ずっとは今は続かない。

 

次のステップに向かって頑張りましょう。また更新します。