不登校〜苦しみを乗り越えて羽ばたいてほしい

まさかうちの子がどの親も思う我が子の不登校。進学校に入った息子が高校1年の秋から不登校になりました。1年半の自宅生活を経て通信制高校をこの春卒業。卒業までのこと今のことを綴っていきます。

ずっと始まらなくていいのに


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こんにちは、みほこママです。

 

昨日から、学校がはじまりましたね。

 

皆さんのお宅はいかがですか。

 

 

学校が始まるにあたり息子と話したこと

 

mihokomama.hatenablog.com

 

 

 

それには、続きがありました。

 

ずっと始まらなくていいのに。

 

みんな休んでるしーって思えるから?

ふざけて聞く私に

 

そんなに明るい感じではないけどと息子。

 

やはり、みんなの学校がはじまると、肩書は浪人生だが気持ちがどんよりするようである。

 

学校が始まっても3密を避けた学習ということが報道されると、学校に行くのは勉強をしたいから行くのではなく、友達がいるから行くのであって、ただ勉強だけで友達とのコミニケションがなければ学校なんて楽しくもないし行きたくもないでしょと。

 

なんだかこの言葉を聞いて、ほっとしたような胸が締め付けられるような気持ちがした。

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高校に通えなくなって、息子は毎日家にいて、周りの元気に登校する他の子たちを見て苦しかった。

 

スクールカウンセラーの先生に、息子は修学旅行や友達との思い出ができなくてかわいそうだと話したのを思い出した。先生は、これから例えば大学や社会人になって思い出はできるから大丈夫ですよ。

 

私は、楽しい思い出作りが出来なくてかわいそうと思っていたけれど、その時の息子は学校に行って友達と話をしたり部活をすることよりも、学校自体が辛くて不登校になってしまった。楽しい思い出作りをして欲しいと思っていたのは子供の気持ちには寄り添っていない。

 

 

不登校で学校に行くのが辛くなった息子の口から、学校は勉強だけのために行くのではないと言われてなんとなくホッとした。学校なんて行かなくていいところだとは言わなかった。

 

学校はコミニケーションを学ぶ場だと思う。高校の修学旅行に行けなかった分、通信制高校に転校後スクーリングで飛行機に乗り県外へとカナダ留学には行った。

 

できれば学生生活のいい思い出の上書きをするためにも専門学校や大学に通ってほしいと思っている。まあ、全然勉強してないけど。

 

もしも、あの時の私のように学校に行って楽しい思い出を作ってほしいと苦しい気持ちでいるあなた。子供は学校に行くのが辛いから家にいるのです。楽しい思い出は元気になればできるようになるから。今は、お休みという時間が必要なんだと思って見守ってあげましょう。