不登校〜苦しみを乗り越えて羽ばたいてほしい

まさかうちの子がどの親も思う我が子の不登校。進学校に入った息子が高校1年の秋から不登校になりました。1年半の自宅生活を経て通信制高校をこの春卒業。卒業までのこと今のことを綴っていきます。

不登校の原因がわからない


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こんにちは

みほこママです。

 

コウタが休みはじめたのは1学年の夏休み明けでした。

 

 

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休み明けの初日に苦手な先生と少しトラブルが発生していました。

 

それは明らかに先生の勘違いが原因。

その件について釈明を求められていて、明らかに勘違いなので自分から先生に話をしに行くと言っていましたが、登校の時間になってお腹が痛いといい出しました。結局その日学校を休んでしまいます。

 

これでは大変だと思い、私から担任にある先生から勘違いが発生していて説明を求められています。それが原因でおなかが痛いと今日は休んでしまったと連絡を入れました。その日のうちに、勘違いをした先生からも勘違いだったとお詫びの電話をいただいた。でもそこで私は犯してはいけない過ちをしてしまったのだと思う。

 

勘違いされて、落ち込んでいるコウタに普段の提出物などの状況があまり良くないから勘違いされてしまったのではないかと言ってしまったのだ。進学校に入ったのに勉強をしなかったコウタ。言えば少しでも勉強するようになるかもしれないと思ったのか。なんであの時に先生の味方をしたのだろう。息子の味方ではなく。

 

そして、その後は登校できるようになったが、数週間後に完全に行けなくなってしまった。ことある事にあの時の先生の勘違いがなければ、私が味方になっていれば不登校にならなかったのではないかと思う日々だった。

 

その件について祖母や父親は不登校の原因は先生の勘違いにある!だから裁判にかけるとまで言い出す始末だった。

 

ヒートアップする大人の反面、コウタ本人は学校に行けなくなったのは勘違いが原因ではなかったとはっきり言う。夏休み明けのその出来事後に徐々に学校に行けなくなり、学校に行く時間になるとお腹が痛いと言う日が続くようになった。( 実際に学校に行けなくなる原因が先生とのトラブルということも多いようだ。)

 

 

コウタの場合はいわゆる過敏性腸炎

ja.wikipedia.org

 

 

ストレス、気持ちからきている。

 

 

しかし、学校を休みがちになって思ったのは

コウタは燃え尽き症候群だったのではないかということ。

 

 

 

ja.wikipedia.org

 

そういえば合格発表の日も受かってないと思うからと自分は行かず私が先に発表を見に行き息子に知らせたような感じだった。

 

合格がわかってからも課題をする様子もなく、散らかりきった部屋を片付ける様子もなく、後から思えば彼はもう受験で疲れてしまって高校受験がゴールになっていたのかもしれない。希望の高校に入ったものの課題の量は多く、しかもランクを上げて合格をしたので勉強についていくのも大変。

 

なのに燃え尽き症候群気味で勉強をしないというループ、勉強にもついていけない。 今まで味わったことのない屈辱感。どんどんと壊れていくメンタル。それから逃げるようにスマホやパソコンの時間ばかり増えていく。夏休みで気持ちが楽に過ごせたけど学校が始まって早々の先生とのトラブル。そして限界が来た。

 

不登校の原因は一つだけではない。

色々なことが重なった結果なのではないかと思う。進学校不登校の原因は学業不振というのも多いらしい。

 

 休みはじめた時は毎日が戦い。

 

なんで学校に行かないの?なんで?布団にくるまったままのコウタ。このままでは留年してしまうこの子の一生は終わりだと怒る父親、泣く母親。それが毎朝繰り返されていた。当時、これが嫌だから学校に行きたくないと1回も理由は言わなかった。赤ちゃんや幼稚園児ではないので無理やり引っ張って学校に行かせることもできない。 

 

しかし、今になって長い休みを経て今になって思うのは、休むという事が彼には必要な時間だったのではないかということ。きっと疲れていたんだと思う。

 

それは受験だったのか、進学校に入って課題が多かったからなのか、勉強についていけないからなのか、新しい環境かどちらにしても、はっきりとした原因はわからない。原因は一つではない。色々なことが重なってしまった結果だと思う。