不登校〜苦しみを乗り越えて羽ばたいてほしい

まさかうちの子がどの親も思う我が子の不登校。進学校に入った息子が高校1年の秋から不登校になりました。1年半の自宅生活を経て通信制高校をこの春卒業。卒業までのこと今のことを綴っていきます。

休ませるしかない


スポンサーリンク

こんにちは、みほこママです。

 

夏休み明けに先生とのトラブルがあり、数日は学校に行けていました。先生の誤解も解けて、学校にも行くようになって良かった、と思っていた数日後に担任から電話が来ました。

  

昨日も今日も本人から電話が来て休んでいます。確認のための電話を入れましたが、ご存じでしたか?と言われました。まさか。コウタは昨日も今日も学校に行きました。

 

もう頭の中が真っ白です。

 

そういえば昨日は少し体調が悪かったから部活休んだと早めに帰って来ていました。授業が終わったくらいの時間です。昨日も学校に行かず、今日も家は出て行ったのにどこに行ったの?

 

もう心臓がバクバクして車の鍵を握ってすぐに探しに行きました。まずは、開店前の近くのショッピングセンターのベンチ、姿がありません。 次に思い浮かんだのが、受験勉強をしていた時に通っていた市民図書館。家から車で10分ほどの距離をコウタを探して車を走らせました。

 

 

お願いだから無事でありますように。

 

 

図書館に向かう道に傘をさして、この季節にはまだ早いジャンパーを着て信号待ちをしているコウタを発見しました。

 

f:id:mihokomama:20200219203438j:image

 

うつむいているコウタに「車に乗りなさい」と言うと抵抗せず車に乗りました。

 

お願いだからこういうのはやめて、学校に行けないならば家にいて欲しい。

 

すると、何処にも居場所がない。俺なんかいなくてよくない?と言いました。

 

あなたがいなくなったら、お母さんも後を追っていなくなると私は泣いていました。

 

この件で、無理に学校に行かせてはいけない。

休ませるしかないと思いました。

 

居場所がないなんて言わせて最悪の親です。

 

学校に行けないならば、家でゆっくり休ませる。もう不登校になってしまった時点で、本人は我慢の限界が来てるのです。休み明けに聞く悲しいニュース。それを選ばなかったことに感謝。不登校になってくれてありがとうという気持ちさえわいてきました。無理に学校に行かせては駄目なのです。休ませるしかないのです。