不登校〜苦しみを乗り越えて羽ばたいてほしい

まさかうちの子がどの親も思う我が子の不登校。進学校に入った息子が高校1年の秋から不登校になりました。1年半の自宅生活を経て通信制高校をこの春卒業。卒業までのこと今のことを綴っていきます。

通信制高校について〜転入の時に調べたこと


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こんにちは

みほこママです。

 

息子コウタは進学校に通えなくなり不登校、そして留年。本人のパワーがつくのを待ち約1年半の自宅生活を経て、私立通信制高校サポート校へ転入しました。

 

通信制高校って聞いた事はあったけど、どういった学校なのか全くわからずネットで調べる日々。コウタの転入にあたり調べたことをまとめてみました。

 

 

 

 

 

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高校を卒業するのに必要なもの

◯高校在籍期間3年

在籍期間は前在籍校から引き継ぐことができる。在籍期間は3年間。在籍なので出席日数でなくてもいい。コウタの場合は実際、学校に行ったのは約半年、学校を休んでいたのが1年5ヶ月その期間も在籍期間に含まれるので休学届けはあえて出さなかった。

 

◯74単位取得

前の学校からの単位を引き継ぐことができる。

コウタの場合は約半年しか通えていませんでしたが3単位取得していたので通信制高校では71単位取得が必要。

 

 

◯特別活動30時間

・特別活動とはホームルーム・学校行事・生徒会活動など。

 

ただし、学校によっては指定のメディア

(ラジオ・テレビ・ DVDなど)の視聴をすることで一部が免除される。

・集中スクーリングに組み込まれる学校もある。

 

転入と編入の違い

いわゆる転校が転入

一度学校を辞めてから入るのが編入

 

 

転入・編入の時期

公立高校の場合4月と10月

私立通信制の場合は随時受け入れが多い

 

通信制高校の種類と学費

 

◯公立通信制高校

学費が安いが週に1回程度は必ず学校に行かねばならず、勉強についても自分で計画を立てて

行わないと3年での卒業は難しい。

 

 

◯私立通信制高校

学費は通学スタイルによって異なるが

安いところだと普通の私立の高校くらい

しかし学校によってはかなり高いところもある

 

 

◯私立通信制高校サポート校

私立の通信制に在籍してサポート校で学ぶ方法。通信制高校の学費の他にサポート校の

料金も払う。

 

学費について

収入に応じて全日制の高校と同様就学支援金が受給できる。学費は学校によってかなり違うのできちんと相談するのがお勧め。

 

 

 

学習方法など

公立通信制高校

公立の通信制は週に1回程度必ず行く

 

私立通信制・サポート校

・スクーリングを学校で行うスタイルだと

月に数回は必ず行かないといけない。

・学校によっては部活などもある。

・ネット学習が中心のところだと

ほとんど学校に行く必要がない。

 

スクーリング 

◯面接指導と呼ばれるもの

通信制高校を卒業するには必ずスクーリングを受ける必要がある。スクーリングは、学校により授業として行われるところその他、集中スクーリングとして年に5日〜7日程度の合宿スタイルで済むところがある

 

 

勉強について

自宅学習が中心。

 

レポートと呼ばれる

学校が用意したドリルのようなものを学習して提出をする。学校やサポート校によっては時間割があり登校してレポートを行う。

通学コースを選んで登校しなくても留年などにはならない。

 

学校によっては提出が郵送の場合もある。

提出すると採点結果で再提出もあり、クリアすると単位認定のテストを受けることができる。

単位認定テストの回数などは学校によって違う。コウタの学校は年度末に1回。

 

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学習内容

小学校や中学校で不登校になってしまった生徒もいるので難しいものではない。教科書を見れば解けるレベル。なので大学進学などを考えている場合は進学コースを選ぶか予備校などに通う必要がある。

 

単位取得の流れ

自宅学習→レポート提出→単位認定テスト

 

 

通学コース

◯ツーディコース

週に2日学校に行くコース

空いた時間でバイトなどができる

◯ウイークディコース

9時くらいから登校するコース

◯個別コース

朝や人が苦手などの理由で 

少人数で学習するコース

◯進学コース

大学進学に向けて勉強するコース

◯ネットコース

ほどんど登校せずに済むコース

◯資格取得ができるコース

美容師やネイル・プログラミングなどの

勉強ができるコース

 

などこのほかにも様々あります。

そして通うコースによって学費が変わってきます。

 

卒業後の進路

私立通信制・サポート校の場合

 

全日制高校と同じく高校卒業になるので本人次第でどんな進路も可能である。

 

学校からの推薦

指定校推薦などもあり

AO入試、一般入試など

それぞれの受験方法を選択できる。

 

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まとめ

ネットで情報を集めて資料請求した中から3校に見学に行きました。コウタの場合は卒業へのサポートが1番手厚く皆と同じ時期に卒業が可能だといわれた通信制サポート校へ転入しました。

 

将来的に就職などで履歴書などを書く際に

高校を半年多くかかって卒業した留年したというよりも3年で卒業した方が良いのではと思ったからです。

 

唯一、心配だったのは集中スクーリングに参加できるかという点でした。

結果、スクーリングよりも簡単とはいえ

ずっと勉強していなかったので71単位を約1年で済ませるのが本人の気持ちが入らずなかなか大変でした。

 

通信制高校には

様々な通学スタイル・スクーリング方法が

あり、学費もそれぞれです。

 

部活動や修学旅行がある学校もあります。

 

 

本人が望めば、通信制高校卒業後は

全日制高校と同じく大学や専門学校に

進めたり、就職ができるという点を

本人も保護者も早い段階で

資料請求や問い合わせなどをして

知っておくことで

安心できるのではないかと思います。