不登校〜苦しみを乗り越えて羽ばたいてほしい

まさかうちの子がどの親も思う我が子の不登校。進学校に入った息子が高校1年の秋から不登校になりました。1年半の自宅生活を経て通信制高校をこの春卒業。卒業までのこと今のことを綴っていきます。

不登校で留年 通信制高校転入への道のり〜1


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こんにちは

みほこママです

 

 

高校で不登校になってしまったコウタ1年以上の自宅こもりを経て通信制高校へ転校をしました。そんなコウタの転校までの道のりをまとめてみます。通信制高校についてはある程度、早い段階から調べていました。

 

 

mihokomama.hatenablog.com

 

目次

 

 

 

 

 

スクールカウンセラー

学校に全く行けなくなって私は月に3回程度スクールカウンセラーとの面談を春まで続け、年末には県の相談機関にも行ってみました。県の相談機関で今までの経緯を話すとこちらでもパワーが付くまで見守ってあげるのが良いのではないかと言われました。

 

だけど春が来て留年し、2回目の1年生を迎えてもコウタは1回も学校へは行けませんでした。

 

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以前の担任は異動になり、新しい担任の先生とは電話でやり取りをしていました。スクールカウンセラーとの面談を続けるか聞かれましたが,この学校にはもう通うこともできないだろうし半年間、話をしてきたのでスクールカウンセラーとの面談は必要ないと思い断りました。

 

話を聞いてもらって楽になれた部分もありましたが息子の通えない学校に行って登校している生徒の姿を見る方が辛かった。

2回目の1年生を迎えて、新しい担任から話がしたいと言われて学校に出向きました。その際、担任には正直に多分もうこの学校には戻れないと思いますが、本人も努力をして入った学校なので、もう少し様子を見てパワーが付いたら転校などを促したい旨を伝えました。

 

その時担任の提案で通信制高校の資料請求をネットでしました。5校ほどだったと思います。その後数回、担任と面談をしました。

 

コウタは、この担任の先生とは1度も会わないままでしたが、ご自身の姪御さんもいじめが原因で不登校になり通信制高校に転校をしたそうでとても親身にしてくださいました。

 

 

一人カラオケ

 

結局、2回目の1年生も1日も登校できないまま留年が確定しました。高校では3分の1、欠席すると留年になります。こうなることは大体わかっていました。2度目の留年それは受け入れなければならない事実。現実を受け入れてこの学校にはもう通えないのだから、すぐに転校を促すということは私にはできませんでした。努力をして入学した息子の気持ちに寄り添おう、と思っていた部分もあるけれど、私自身の踏ん切りもつかなかったのかもしれません。

 

そんな状況の中,出来れば秋くらいには通信制高校への転校に向けて動ければと思っていました。パワーがつけば動き出すそう信じていても、いつになればその時が来るのかわからない日々でした。引きこもりの毎日です。その間に出かけたのは数えるほど。しかし、完全不登校から1年以上経ち、本格的な寒さが来る前、朝早くから出かけて行くコウタがいました。出かけてから数時間後に帰って来ました。親としてはどこに出かけたのかハラハラドキドキでしたが、今までお家こもり君だったのに1人でカラオケに行ったというのです。

 

 

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普通の人ならば学校に行かずにカラオケにって言うかもしれません。でも外に出かけるコウタを見られたのです。幸せでした。

 

この頃からなんとなく元気になってきたような感じがしました。この頃、新しいパソコンを購入しました。

その時の記事がこちらです。

mihokomama.hatenablog.com

 

 

 

バイトがしたい

 

 

年末にはバイトがしたいと言い出します。在籍校は進学校でバイト禁止でしたが、登校もしてないのだし関係ありません。先生との面談でも自己肯定感を上げる為にバイトとかもいいかもしれませんね、と言われていました。ネットで見つけた年末年始限定の飲食店のバイトに応募することにしました。ネットで応募して面接のお知らせが来るのかなと思っていたのに、待っても全く音沙汰ナシ。高校生だからふるいにかけられたのか。結局何も言ってきませんでした。これには本人も凄くショックを受けていました。私は、やっと外に出ようとした息子の気持ちを踏みにじられたような気がして見えない相手に怒りがこみ上げました。しかしこのことが段々と元気になってきたんだと思わせてくれる出来事になりました。

 

 

 

転校刺激

そんなショックの中、新しい年を迎えました。春には同級生は3学年に上がります。

 

コウタはどうなるだろうかと思っていた1月の中旬に、通信制高校の資料請求をした学校の中の1校から年度内に単位取得を目指すならば本年度最終は2月1日の転校です。ご希望の方は今月下旬までに相談下さいというメールが届きました。

 

これは転校を促すチャンスだと、こういうお知らせが来たんだけど、今の学校には復学できないと思うから転校の方向で通信制高校の見学に行ってみないかと聞いてみました。するとコウタは見学に行くことを了解してくれました。

 

 

不登校のことを調べていくと登校刺激という言葉が出てきますがコウタの場合はもう通えないと思ったので転校に向けて動くタイミングを待って動きました。

 

この後、資料請求した中から3校を見学することにしました。見学などの様子は次回、道のり2としてアップしたいと思います。

 

 

生活をしていく中で、少しづつ変化を確認して前に進むようにしました。状況もそれぞれですが、観察をして前に進めそうというチャンスを見逃さないようにするのが大事だと思います。